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ピーチ・ジョンがスゴイ理由
女性には知名度が高く、男性にはいまいちなのが「ピーチ・ジョン」。ランジェリーと洋服のカタログです。日本では珍しく、カタログ通販から開始して、店舗展開もしています。これからどうなるのかな〜と私にとっては楽しみな会社です。
日本のランジェリーは、すごーく高く、ワコールのブラが4500〜7000円。ピーチ・ジョンでは3800円から。カラーバリエーションも豊富だし、ブラとショーツとお揃いにできるから、日本の女の子にはウケるよね。商品説明もさりげなく書いているわりに、しっかりポイントをおさえていてウマイ。
さらにピーチ・ジョンでは「インポート=高い」というイメージを変えたところがスゴイ。いまでもインポートランジェリーのショップ(インターネットを含む)では、ブラ1枚が1万円ぐらいで売られていたりしますから……。
ただ、海外通販をしている人にとっては、まだ高いって感じ。スーパーモデルを使っているので有名な「ヴィクトリアズ・シークレット」とMDがそっくり(こちらほどカタログ高級感はないかわりに、ピーチ・ジョンは若い感性でカタログをつくっているのが評価できる)。
両者ではまったく同じブラを売っていて、「ピーチ・ジョン」では3800円なのに、「ヴィクトリア」では30ドル。セール時期になると2枚で48ドル。130円×48ドル=6240円(2枚で)。送料を入れても、輸入したほうがオトクっていうわけ。140円になっても6720円。価格的なメリットはヴィクトリアにはあっても、やはりアメリカから商品が送られてくるということに抵抗感がある層がまだ多いのかなという印象を持ちます。
ここ最近、私はピーチ・ジョンの店舗にも行っていて、銀座は平日だったせいか、それほどお客さんは入っていなかったけれど、渋谷は土曜日、ほかの「109」のお店と比べても混んでいました。そこでの発見は、まずカップルでランジェリーを選んでいる人が多いということ。これまでのランジェリー売り場なんて、男がいたら白い目で見られるという雰囲気なのに、ピーチ・ジョンでは自然と溶け込んでいるのです。男の子も恥ずかしそうな顔をしている子はいなかった。次にセルフ販売で、店員さんが近づいてこなくて、自由に見られるのもいい。下着売り場って、すぐ寄ってきますから。
第三に「どんなものをみんな買っているのかな?」とチェックすると、紫とか濃い色のブラとショーツを買っていました。「やはり」って感じ。日本ではモノが売れないって流通小売業界では騒がれているけれど、消費者にいわせたら、欲しいものがない。値段が安くたって、自分の好みでなければ買わない。
ランジェリーだと、既存のレースぴらぴら、ピンクか白、ベーシュというのは、もういらない。形はシンプル、色のバリエーションが豊富で、一見すると水着っぽいブラとショーツをペアで欲しいという人が私のまわりでは多いのです。
日本の大手通販会社のランジェリーは、いまだに既存のイメージでしかMDをしていない。値段はチープだけど、安っぽいレースがついていて、カラーバリエも貧困(デイリーユースは通販で、“その日”はワコールなどのナショナルブランドっていう人も多いみたいだけどね)。
一方、「ピーチ・ジョン」は、欲しいと思っている商品(一言でいえば“カワイイ”って商品)が多く、しかも値段もナショナルブランドと比べて手頃だから、消費者から支持されるのは、うなづけます。ただし、アメリカ専門店の進出が相次いでいる現在。今後についてはこちら参照。

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