自分が生まれた年のZIPPOを手に入れる


当店の常連の間でひそかにブームになっているのが、自分が生まれた年のZIPPOを手に入れること。自分用のほかに子どもの生まれた年の物を探して、20才になったらプレゼントするつもり、というお父さんもいます。

ZIPPO は1932年以来65年間、基本的にはほとんど変わっていません。そのため外見から製造年を判断するのは困難ですが、1957年以降のモデルなら、底に刻印された、ZIPPOのロゴの両脇についている記号で確実に製造年が判断できます。たとえば、1971年製なら、ロゴの右に「・・」、左に「・」の記号が、1962年製のスリムタイプなら、右に「・」、左に「‥」というぐあい。そうはいっても、無数にあるZIPPOの中から、自分が生まれた年のZIPPOを見つけ出すのは容易なことではありません。各地のライター屋さんを回って、1個ずつ底の刻印を調べていたのでは大変です。

そこで、おススメしたいのが、アメリカのオークションカタログの「MANION'S」です。全部で5種類のカタログを出していて、「米軍関係」「独軍関係」「日本軍とその他の軍関係」「中古衣料品」「雑貨」。ZIPPOは「雑貨」の中にざっと数えて、500種以上、その他のライターもあわせると750種類以上はあります。それぞれに、写真(白黒)と製造年を含む詳しい説明、最低入札価格がついていて、最高値をつけた人が競り落とせます。年に9回オークションを開催し、入札日の2〜3週間前にカタログを送ってきます。

WWWでもオークション状況は見ることができますが、入札するためには、会員にならなくてはダメで、会費は1種類のカタログを1回送ってもらうのに$10.00、6回だと$45.00です。うちでは、「米軍関係」「中古衣料品」「雑貨」の3種類を6回送ってもらっていて、$115.00を払っています。毎回20〜30点の品物を入札して、落とせる確率は7割程度です。入札価格は最低入札価格の1.5倍が目安ですが、どうしても落としたいときには、前の落札結果を参考にして高めにつけます。ちなみに前回のZIPPO関係では、1967年製のZIPPOスリムタイプ箱つき、最低価格$35.00のものを$40.00で、1985年製未使用箱入りを、最低価格$35.00のままで落札しました。落とせかったものでは、1950年のカナダ製ZIPPO。最低価格$30.00に対して、$41.00で入札しましたが、$100.00でとられてしまいました。

このカタログは、ZIPPOコレクターだけでなく、日本ではなかなか手に入らない物を集めている人にとっては、宝の山みたいなもの。普通の通販カタログでも、品物が届くまでワクワクするのに、これで、自分が狙った物を落札できたときは、本当に大喜びです。自分で入札価格を考えるのも楽しいし、たとえ落とせなくても、入札価格と落札価格とを比べてみて、こんなに高いのかと妙に納得したり、あと$5.00のせておけばよかったなアと悔しがったり、いろいろ楽しめます。

自分と同じだけ生きてきた小さなZIPPOを、手のひらに載せて眺めていると、何だか、ちょっと感動してしまいます。バーボンでも飲みながら、ZIPPOに火をつけて、少しだけ思い出に浸るのもいいですよ。

カタログ請求先「MANION'S INTERNATIONAL AUCTION HOUSE, INC.」
カタログ名「Antiques & Fine Collectibles」
FAX:1-913-299-6792



 

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