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安心できるショップの見分けかた
私は、「MAC LIFE」でインターネット通販の連載をしていて、鍋の材料、おもちゃ、ランジェリーなどテーマを自分で決めて、それに合った国内外のショップ4〜5件ぐらいを紹介しています。これはサイト探しが大変で、早いときには半日ぐらい、ほとんど1日ぐらいパソコンの前にヘバりついて、いいところはないかと探しています。怪しげなところが多いとテーマを変更することもあり、こうなると2日がかりになってしまいます。
96年当時はショップ探しはホント大変で、ロクなショップがなくて苦労しました。最近は、いいところが増えていますし(ジャンルによってはカスも多数あり)、私のサイト探しの腕も上がってきたので、スムーズに見つけられるようになってきました。
ところで、まだまだ通販に抵抗感がある人が少なくないですよね。アメリカの通販リンクでも、「インターネット通販ってホントに買い物して大丈夫なの?」という議論があって、日本だけじゃあないんだと興味深く読んだことがあります。そこで、ショップを選ぶときに私が重視することを説明しておきましょう。
まずトップページの雰囲気です。怪しげなところは、それが漂っています。これはサイト探しを多数やっていれば、自然と気がつきます。簡単にいうと文字がやたらと大きく、色も1色、画像がなくお手軽につくったところはまずダメ。重いところも、最悪。私は3〜5秒ぐらいしか待ちません。消費者のことを重視していれば軽くするのは当たり前だと思います。
“激安”とリンク集やサーチエンジンの説明で書いてあるところは、怪しげなところ、ホントに良心的と2パターンあります。
次に商品については、アイテム数、品揃え、値段、商品説明の4項目をチェックします。日本の場合、“モール”に入っているショップはアイテム数が少ないのが一般的。とくに産直関連に多くて、2つぐらいのギフト用の商品を並べているだけというお粗末なところが目に付きます。しかも、商品説明もほとんどない。こういうところは、即座に通り過ぎます。時間のムダです。
アイテム数は消費者にとっても、多ければ多いほどいい。多ければ検索ができる、カテゴリー分けがしっかりしているなどの配慮が必要です。商品説明についてもアイテムにもよりますが、詳しいほどいい。通販は実際の商品が見れない、カタログと比べてインターネットの写真は鮮明ではない、セールストークをいう販売員がいない、というデメリットを補うのは商品説明です。またブランドの説明についてもルイ・ヴィトン、プラダでは“いわずもがな”でも、それ以外は欲しいところ。ちなみに「通販生活」では、商品写真がなくても、文章だけで商品の魅力を引き出すということを考えて書いているそうです。
品揃えは、自分がよければいいというところでしょうか。値段は、店頭で買うよりも安いというのが原則。日本の場合、前回書いたように送料体系がバラバラなので、同じジャンルのショップで比較検討します。MDがよければ、価格は二の次という面もあります。逆に安さだけところは、もちろんパス。比較検討しても、たとえば他と比べて多少高い場合、その理由が明らかではないときが困ります。まったく同じ商品であれば、安く買えるのがベストです。
さらに誰が運営しているかも重要です。住所、電話番号(ケイタイは怪しげなとこに多い)はもちろんのこと、運営者についての説明は必須。私は、商品を見る前に「ABOUT US」の項目を確認するときもあります。インターネット通販の運営者はさまざま。生産者、小売業、卸売業、メーカー、商社、アメリカではSPA、それとインターネットは儲かるからと(“かつて”と注を入れておきます)参入した業者や個人。運営者を明らかにいないところは意外と多い。法人ならば、業務内容(要は本業は何か)およびポリシィ、個人ならば、何のために、どうして始めたのか、前職(たとえばバイヤーなど)などが書かれていると安心します。
運営者について私が何でこだわるか、わかりやすい例を挙げてみましょう。ある日本のサイトで、ルイ・ヴィトンのバッグを安く販売していたのです。ヴィトンは、本店で同じ商品は1人1個という決まりがあるためか、あまり並行輸入業者に並ばない。そのサイトでは、「偽物ではありません」と明記されているものの、運営者についてまったく記載がない。これではコピー商品と間違えられて当然というもの。実際にメールが質問メールが舞い込んでいるみたい……。ここで、ブランドの卸売業とかかれていれば、本物かなとは思いますよね。
支払方法も考慮すべき点です。後払いの郵便振り替え、または銀行振り込み、代引きが原則でしょう。私は、前払いならば利用しません。高額商品だから前払いというところもありますが、消費者のことを考えれば代引きにすべきです。これからはクレジットカード決済の標準基準「SET」対応のオンライン決済が増えていくかもしれません。ただ、国内の場合、クレジットカードで使えるかどうかでショップを選ぶことはありませんし、導入コストの問題もありますから、今後の成り行きを注目したいといったところ。
海外のショップならば、「SSL」を採用しているかどうかが判断基準になります。カード情報を流すのはアブナイとホームページで書いている人もいますが、私は、わざわざFAXで送るのも面倒ですから、オンラインで決済します。「SSL」もタダじゃあなくお金をかけて消費者の利便性を高めていますし、偽造されたなど問題があったときにはカード会社にいえば、保険でカバーされるから大丈夫なのです。ただし、セキュリティ対策していないところで、オンライン決済してトラブった場合は、面倒かもしれません。

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