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国内ショップの不透明な料金体系
国内のショップを見ていて気になるのが、“送料無料”という表現。海外通販を利用している人ならば、ご存じのように海外の通販会社では決してないことです。アメリカ国内向きサービスとして、送料無料とする通販会社も見かけますが、期間限定。通常、アメリカ国内は注文額ベースで、注文額が高くなればなるほど、送料の割引があるのが一般的です。
つまり、通常かかる送料がタダならば、送料無料という表現にインセンティブがありますが、つねに送料無料ということは、送料を価格に転嫁していることにほかならない。本来ならば、“送料込み”と明記すべきものです。インターネット通販を初めて利用する人は、「送料無料」という偽りの看板にダマされてしまうのです。
一方、アメリカの通販では、店頭の価格よりも安いのが当たり前。通販では、触って商品を確かめたり、試食や試着ができないから、そのぶん価格を安くする。同じ価格で、近くの店で売られていたら、ふつう店で買います。別途かかる送料は、実費に手数料が加わるのが一般的です。通販ユーザーは、まず価格で、安いかどうかを判断する。そして、送料はどのくらいか見る。これは、実際の店で購入する場合にも、ガソリン代や出掛ける手間や時間がかかるので、送料と比較してどちらがトクかを考えるわけです。
日本の場合、送料込み価格が多いため、商品代金がどのくらいかわからない。店頭の価格と比較しにくいから、不透明さを感じます。一見、送料込みの値段のほうが親切に感じるかもしれませんが、グローバル・スタンダードでいえば、通販では商品代金は○×円、送料は○×円なのです。ただ、送料込みのショップでも、なかにはリーズナブルな価格のところもあるため、余計に混乱しています。
さらに、日本のショップの価格表示は以下のようにバラバラ。
送料…送料無料、送料込み、均一料金、居住地域によって異なる
消費税…込み、別
郵便振り替え手数料…無料、有料
代引き手数料…無料、有料
これらを考えなければ、どのショップが安いのかという値段の比較をできない。この前、調べたナベの材料などは2人前という表示があっても、詳しいグラム数については省いていますから、さらに比較がむずかしくなっているのです。

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