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2000年4月
■代理店では得られない、いたれり、つくせりの旅行総合サービス
個人の旅行者や出張などの需要ニーズの多い、安価のビジネスホテルや旅館にターゲットを絞り、通常の旅行代理店にはない、いたりつくせりのオンライン旅行総合サービスを提供しているのが、「旅の窓口」(http://www.mytrip.net/)だ。
九六年から、オンラインでホテルや旅館の予約ができるサイト「ホテルの窓口」を運営し、利用者も多く脚光をあびてきた日本造船情報システムだが、新しく「旅の窓口」としてスタートするにあたって、特にサービス部分を強化した。
観光地の情報、鉄道の乗り換え、航空機などのルート情報を総合し、旅を計画するといった楽しみまでを提案している。今までの旅行代理店を脅かす存在にもなりそうであるが、これこそ消費者が求めているサービスにうまく着目したといえる。
日本全国の各ホテルや旅館、また海外の主要都市にあるホテルごとに、空室情報を掲載。宿泊先の地図、周辺の観光情報、部屋の写真や設備、サービスなどの詳細もあるので、複数の宿泊先を比較することも容易だ。
「旅程作成」では、観光地や宿泊先を選択すると、自動的に最寄駅を表示。経路検索ソフトを用い、乗り換え情報、時刻表、運賃なども検索できるので、初心者でもラクに個人の旅行計画のルートを作成できる。
これに加えて、「会員からの投稿」のページでは、全国13万人の利用者からの、参考になる口コミ情報も掲載。宿泊先ごとのメリット、デメリットなど、実際に目で見て感じた情報が手に入る。まさに消費者の「かゆいところに手が届く」サイトだ。
現在、会員登録者数二八万人、また登録されているホテルや旅館は3000件以上、この数字も日々増加している。
登録宿泊施設は、会員のために部屋を予め確保しているので、シーズンピーク時でも部屋が取れるといった可能性も高く、また特別割引等の特典が適用されるホテルもあり、利用価値は高い。
また会員として登録するのは無料、予約手数料なども一切取らず、実際に宿泊した場合の宿泊代金の数%を、宿泊先からマージンとして取っているだけだ。すなわち利用者の負担はまったくないうえ、契約ホテルの負担も軽い。これも会員や登録ホテルが増えていく要因になっている。
登録会員には、自動的に「旅の窓口メールマガジン」を配信、イベント情報やお勧めトピックを提案するなど、しっかりとリピーターをキープすることも忘れてはいない。
掲示板では利用者の生の声を掲載し、もし苦情が掲載されれば、担当者がすぐに返信するなどアフターサービスにも決して力を抜いていない。
また同サイトは、コンテンツの貸し出しをしていることも特筆すべきことだろう。わかりやすくいえば、旅行先で使えるデジタルグッズの紹介サイトに「旅の窓口」の一部コンテンツをそのURLで掲載、予約は同サイトでといった具合。これは百貨店でも同様のことが可能だ。旅先であれば、それに合った商品を選んでページを提供、申込みページは百貨店のサイトで、ということもできる。
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